CHINCHILLA SILVERS | チンチラシルバーズ

チンチラシルバーのぶーとリン、合わせてチンチラシルバーズの日常を追いかけています。 (ぶーは2012年7月8日に永眠いたしました。)

ぶー

月命日(4ヶ月目)

一ヶ月ぶりのブログ更新ですが、ぶーの月命日が更新日になってしまいました。
(しかも、ネットの不具合で日付が変わって公開になってしまいました。)
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特に忙しかったわけでもなかったのですが、なんか気持ちのコンデションが低く疲労感が抜けなくてなかなかブログが書けませんでした。(ヨガにもほとんど行けていません…)
ぶーが亡くなった直後は気持ちが波打ってじっとしていられずブログを書き続けていたのですが、今はその反動が来たような感じで力が入らない感じです。

疲労感等には他にも原因があって、9月と10月にほんの少し関わった仕事先の会社(社長)の毒気に充てられてたというのもあるのですが…
その会社(社長)の社長は『愛と感動』を売りにしているのですが、行っているのは恐怖政治で国が暗澹としている雰囲気の方だったので、人としての在り方とか働くことの意味について改めて考えさせられて熱が出たような感じです。
こういう話はこのブログにはふさわしくないので、この程度にとどめておきたいと思います。



以前から犬猫の保護活動や里親募集については関心があって、リンを里親として受け入れたり、保護団体に寄付したり等していますが、ぶーが亡くなってからさらに気になるようになりました。
また、ぶーが迷い猫でしたし、ぶーの前に飼っていたコも迷い猫になって見つからなかったので迷い猫探しについてもすごく気になっています。
前にも書きましたが、もう15年以上も昔の事なのですが、ぶーの前に飼っていたコたちが迷い猫になった時に、自分では精一杯探したつもりでしたけれど結局見つからなかったので「探し方が不充分だったのでは…」、「平日休んで保健所とかも行かなったし…」等と思い悩んだり後悔したりしています。
Twitterで迷い猫(犬)のツイートを見ると「早く見つかってほしいなあ」とリツイートをしていますが、便利な世の中になっていますので、迷い猫(犬)を見つけたりすることができればいいのになと思います。


リンは食欲の秋なのか、ものすごく食欲旺盛で食べてばっかりいます。
肥満に気をつけないといけないんですけど、ダイエットフードはお気に召さない感じで食べなかったんですよね…
少しづつ回数を分けてあげる等工夫していきたいと考えています。
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月命日(3ヶ月目)

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今日8日はぶーの月命日です。
ブログも久しぶりの更新となってしまいました。
以前にも書きましたが、ぶーが亡くなってからしばらくは激しい喪失感を埋めるように連日ブログを書いていましたが、今はしんみりとした寂しさで気だるい感じでなかなか更新もできないです。
喪失感や寂しさの中にもいろいろな感情が含まれていて一言では言い表せないものですね。
人によっても違うでしょうが、ペットロスにも段階があるような気がしています。
仕事で集中している時や人に会っている時はそうでもないのですが、外出中や車を運転している時やこれまで全くぶーとも関わりあいのない場面でさえ、ふとした時に「ぶーに会いたい」と思ってしまいます。
その時は「会いたい、じゃなくて、もう少し一緒にいたかった」と思い直すようにしています。

猫や動物に関する本も相変わらずいろいろと読んでいるので、そのことについてもブログで書きたいのですが…
今回は「動物を看取るということ」について触れたいと思います。
動物を看取るということ
動物を看取るということ

印象に残ったのは飼い主の方によっていろいろと治療に対する考え方が違うことがあるということですね。
ぶーの場合は急性で治療期間も短く亡くなったので考える間もなかったのですが、治療が長引くようだと“安楽死”を選択しなければならないケースも出てくるということを改めて考えさせられました。
また、獣医師の方のインタビューが載っているのもこの本の特徴です。
掲載されている獣医師の方はペットロスに理解のある獣医師さんですが、日本の獣医制度や獣医教育が家畜向けや軍用向けのままで、今現在の家族として存在する動物の治療というものではないということを知りました。
そのような中、ペットの治療に力を注いでくれる獣医師の方がおられるのは有り難いことだと感じました。
中にはペットロスという言葉についても違和感を感じておられる医師の方もおられました。家族が亡くなったのだから、というように本当に飼い主の方の気持ちに寄り添ったお話が掲載されていました。
私も便宜上、ペットロスという言葉を使っていますが、ぶーは単なるペットではなく、やはり子どものような弟のような相棒のような存在でした。
リンは女の子なので娘や妹や恋人のような存在ですね。


リンの様子です。
食欲の秋ということでゴハンをよく食べてます。
太っちゃうので注意しないといけないのですが、お食事処でじっと座って見つめられたり、部屋を覗きにきたりするので私も母親もついあげてしまいます。
肥満は気をつけないといけないので、低カロリーのフードをあげたりしているのですがお気に召さないようでして。運動がてら遊んだりするようにしています。
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月命日(2ヶ月目)

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今日はぶーの月命日でした。
2ヶ月が経ちました。
ぶーの写真を見るのも悲しくなるのでなかなか見れないのですが、月命日なのでアップしておきたいと思います。四十九日の時は写真のアップもできなかったので、私も少しは落ち着いてきたように感じます。
ただ、相変わらず寝付けない日々は続いています。
昨日、心療内科に行って睡眠導入剤をデパスから有名なハルシオンに処方が変わりましたけれど、やはり寝付けませんでした。

仏壇には四十九日と同じようにCiaoをお供えしました。
【猫のおやつ】.CIAO チャオ 焼かつお 高齢猫用
【猫のおやつ】.CIAO チャオ 焼かつお 高齢猫用


リンはお供え台に上がって、また水を飲んでいます。
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ペットロスホットラインとか、整体とか

今日はペットロスホットラインところに電話してみました。
ペットロスを経験された有志の方が話を聞いてくれるというものです。
開設されているのは土曜日のお昼の1~4時ですが、思い出等を聞いてくださります。
ほとんどこちらが一方的に話すことになってしまいますが、『ペットロスは病気ではないのでね~』とのお言葉でした。ペットロスによる寂しさや悲しみは自然な感情という事のようですね。
「心理カウンセリングを受けたほうがいいかなとも思っています」と言うことには『スピリチュアルなものはちょっとね~』というお話でした。
私もスピリチュアルなものは方向が違うような気はします。
アメリカとかではカウンセラーというのは一般的なようですが、日本ではまだまだなのかもしれないですね。
この件で、電話で人と話したことはなかったのでそういう意味ではよかったのですが、“ペットロスが病気でないとしたら、対処の仕様がないということなのかな”とか“感情ってなんなんだろう。自分の感情をコントロールするにはどうすればいいのだろう”と思いました。

『良い思い出があると思います』というお話もありました。
もっとも、猫はワンちゃんと違って毎日の散歩や一緒にドライブしたりということがなく、普段は好きなように寝たりしていているぐらいですから思い出らしい思い出もないのですね。
リンが来てからのぶーは私の部屋で過ごすことが多かったですが、それでもずっと寝たり、気が向いたらゴハンを食べたり水を飲んだり、爪とぎしたりしてましたから「気持よく寝て、自由に過ごしてくれればそれでいい」という感じでした。
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もっとも、私がベッドに入ると寝る前に胸に乗ってきたり、添い寝をしたり、私が起きるのをそばで待っていたりということがありましたので、それが思い出でもあります。
しかし、それが故にベッドに入ったり、眠りにつくのが怖かったり寂しかったりして辛いですね。
私が食べてるお刺身やお寿司を欲しがったりもしましたので、お刺身やお寿司を家で食べるのも辛くて今はできなくなってますね。外でなら食べられるかもしれませんが。これも、そのうち「ぶーはマグロとかカツオとかが好きだったなあ。美味しそうに必死で食べてたなあ」と思えるようになりたいです。

↓私の食事を奪うぶーです。
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それから、整体にも行ってきました。
私はもともと肩こりが酷いものですから週末に通ってたりしていたのです。
6月初めに行ったきりでしたから、先生から『久しぶりじゃないですか。調子はどうですか』ということを聞かれましたので、ぶーが亡くなって不眠状態が続いているというような話をしました。
施術してもらって、『体中がバリバリに硬くなってますね』と言われました。
床でダウンして横になっている状態が続いていますので、背中をはじめが体中が張っているようです。

その治療院はいつも患者さんが多くて賑わっているところなので、施術中に先生に「不躾なんですけど、心理カウンセリングしてくれるところをご存知ないですか」と思わず訪ねてしまいました。
先生は『ちょっと知らないですねえ』とお答えながらも、わざわざ携帯でネット検索して心理カウンセラーのデータベースサイトを調べてくださったりしました。
このようなとても親切な行動やいろいろとメッセージをくださったりする方の思いやりなど、人の優しさに触れるとやはり心が安らぎます。少し落ち着けます。
施術してもらって体のこわばりも少しほぐれました。

特にブログでのコメントやFacebookやTwitterやメールでメッセージをくださる方には、心の痛みや機微を分かってくださっているので、とても救われますし助かります。
これからも人とのふれあいを大切にしていきたいです。
人と接しているといくらか気持ちは紛れるようです。人前ではちゃんと普通にしておかなければならないという気持ちが働くのでしょうか。


今日のリンの様子ですが、畳の部屋で寝ていたので、私もその横で添い寝してみました。
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リンのお陰で少し仮眠を取ることもできました。
しかし、目が覚めると隣で寝ていたリンの姿はありませんでした。
私も起きて自分の部屋に戻りました。
すると、なんと私の部屋の中央の床にリンが座っているではありませんか。
まるで有りし日のぶーのようでした。
リンは私に気づくと部屋を出て行こうとしたので、残念ながら写真を撮る間はありませんでした。
すかさず抱きしめてベッドの上に乗せてあげました。
この枕の上はぶーもお気に入りの寝場所の一つだったのですが、リンも気に入ってくれているみたいです。
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猫の写真を撮ること。思い出を残すこと。

メッセージをお寄せくださった皆さまありがとうございます。
いろいろと大変な状況の中メッセージをくださり胸が痛みます。
助かりますし救われます。

もっとも、日増しに喪失感や孤独感がキツくて、不眠に加えて食欲も減退してきました。ぶーは、最後の3日間、水も飲めないような状況だったのに、私がゴハンを食べたりしていいのかという気にもなります。
ダイエットになっていいかもしれませんが、なんとか無理やり詰め込んでいます。ビールで流し込んでいるという感じですね。そんな感じなので、逆に太るかもしれないですね。
お酒は食事中のビールが中心ですが飲んでしまっています。アルコールに頼るのもよくないので止めないといけないのですが…
精神安定剤も飲んでいますが、睡眠導入剤は飲めないですね。寝ようとするのも辛いのです。


メッセージをお寄せくださった方でTwitterで“愛猫の写真をプリントしている”ということをつぶやかれて方もおられましたので、私もぶーの写真をプリントしてみました。
ぶーの写真を見るのも辛いのですが、仏壇に遺影を飾っておきたかったのと、母親にあげたかったのでプリントしました。
とは言うものの、それほど写真は撮ってなかったんです。
リンは保護団体の方に報告しないといけないのもあってたくさん撮っているのですが、ぶーはあんまり写真に写るポジションにいなかったり、リンが来る以前は全然写真も撮ってなかったので、数年前に別なブログに使った写真を中心に少しあるだけでした。
そのブログシステムの画像アップロードも使いにくかったので、撮影もなかなかできなかったように思います。

そのブログのスタートは2004年の終わり頃でした。
始めたきっかけもハッキリと覚えていないのですが、多分Webの仕事をするようになって、ブログをやっておこうと思ったぐらいなのでしょうか。
何か記録的なものをしようということでいろいろなことに挑戦しようと考えていたのですが、壁紙を変えようとかいろいろとしているうちに、結局続かなくなってしまったのですね。
それに、そのブログは猫の話だけじゃなくて、映画やフィットネス等の他の話も書いていたので、ぶーの写真や記事もそれほどないんです。

あの頃ってデジカメ持っていたのかどうかも忘れてしまいました。
持ってたけど壊れたのかもしれないですね。それでリンが来るまであまり撮らなくなっていました。
でも、リンが来てしばらくしてから新しくカメラを買ったりしましたので、それまでのカメラをどうしたのか全然覚えていないです。
すいません、ホントにどうでもいい事を書いているのですが、カメラをどうしたのかも記憶にないのも怖いです。

ぶーの写真をあまり撮らなかったのも悔やまれてなりません。
ペットを飼っておられる方は写真やムービーに撮って思い出に残すということも大切ですね。
また、その時どういう状況や心境だったかを書いておくとさらにいいような気がします。

そのブログに載っているぶーやこれまで飼っていたペットちゃんたちのページはコチラです。


実は、3~4年前に仕事のストレスからかパニック症候群とか欝っぽくなりまして、通勤電車に乗っている時にめまいがして座り込んだり、街中を歩いている時に気分が悪くなり倒れて救急車で運ばれたこともあったのです。
その時も心療内科に通ったのですが、薬を飲んでもそう変わるわけでもなかったので、自分でリラックスする時間を作ろうとか、ヨガスタジオに定期的に通ったり、美術館巡りとかをしていました。
そういう生活で落ち着く暮らしをしようと考えていました。

そして、今年はさらに人生を立て直そうと考えていたんです。
仕事や猫たちとの生活やその他の公私問わず、時間を大切に丁寧に暮らしたいと思ったんです。
去年や一昨年は落ち着く生活をしようということで、わりと時間にゆとりのある規則正しい生活でしたが、それでも利己的な人間の嫌な面を見ることが多々ありまして、不愉快な思いや人間性について考えさせられたりもしたので、今年こそは今後の人生を考えて立て直す一年にしたかったのです。

しかし、今年前半も仕事関連のトラブルに巻き込まれたり、ケガをしたり、嫌な出来事もあって、なかなか思うように行きませんでした。
そんな中、自分でも無理をして、もがいていたからなのかもしれませんが、6月の終わりにちょっと疲れが出てしまいました。

7月に入って体調が戻ってきたので、今年の後半は巻き返そうとしていた矢先にぶー亡くして、そこから今は立ち直ることで精一杯ですね。
しかし、まだ立ち直るというどころか、寂しさと後悔で辛いという事しかありません。

知人が新しく立ち上げた事務所も手伝って盛り上げていかなければならないところなので、その時だけもしっかりとできればと今は考えています。

ただ、ぶーを失った寂しさと悲しみはずっと続くと思います。


ちょっとピンぼけですが、カゴに入ってるぶーです。なんでこんな所に入ろうと思ったのかは分からないです。2009年の3月後半頃の写真のようです。
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年の経つのは早いものですね。
リンが来たのもちょうど2年前の今頃でした。
その頃も何か良いことをしよう、何か役立つこと、優しくなれることをしようと考えていて、里親募集サイトでリンを見つけたのです。
リンを迎え入れることができたのもぶーの存在があったからですし、リンが来てからぶーはとても気遣ってくれていましたから、ぶーが本当はとても優しいコだということに気づきましたし、ぶーが私と一緒に過ごす時間も増えていきました。


今日のリンはリビングダイニングでヘソ天で寝ているリンです。
リンがリラックスして自由に伸び伸び過ごしくれているようになっているのがせめても救いですね。
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続・リンの様子

本日も私の部屋の入口近くで寝ていたリンです。
起きると部屋を覗いてきます。
やはり気になるのでしょうね。
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抱っこしてぶーがよく寝ていた私の枕の上に座らせてあげました。
ここではまだまだ不思議そうなリンですが、他の部屋では落ち着いています。
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私の方はまだまだ悲しさと寂しさが癒えず眠れない日々が続いています。
ずっと添い寝とかしてくれてましたから、当然寂しいですね。
寝る時にぶーの方から胸の上に乗ってきましたし、その時に「ずっと元気に長生きしてね」と話かけたりして抱っこしたり撫でてあげたりしていましたので、それが急に何にも無くなってしまうなんて辛いです。
闘病中は元気になるように看病というか見守るしかなかったですし、早起きして病院に連れて行こうというのがあったのですが、亡くなった日から今日までまともに寝れないですね。
眠れなくて、つけっぱなしのテレビを見たり、ネットをしたり、本をむさぼり読んだりしていますが、朝になって疲れて体がダルくて床に横になって仮眠というかダウンというかそういうカタチで少ししか眠れていません。
背中や腰がバリバリに張っています。
もっとも、こういう寂しさや辛さは自分の気持ちなので耐えるほかないと思うのですが、やはりもっと何かしてあげられたんじゃないかとか、可愛がってあげれたんじゃないかと後悔があります。
私が部屋で食事をしている時など、ぶーはお肉やお魚などをほしがってきたので口で柔らかくてからあげたりと親鳥のようなことをしてましたけれど、そういう風に人が食べるものをあげていたのも病気の原因だったかもしれないと考えたりします。
ただ、せがまれるとあげないわけにもいかず、すごく美味しそうに食べてくれていましたので、喜んでもらえたのかなとも思います。
でも、欲を言えば今回の闘病を乗り越えてくれて、「専用のフードを食べなきゃダメだよ」というやりとりをしながら、もう少しだけでも長生きしてほしかったです。

ぶーは、寝る時だけじゃなく普段も私が机に向かっていると足下で寛いだり、甘えたりしていましたからとても寂しいです。
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私の方はまだまだ寂しさや悲しさが続くと思いますが、リンが落ち着いてくれて少しホッとしています。

ペットロスについて 〜ぶーに気づかされたこと〜

ぶーの葬儀を済ませました。
ペットメモリアルというところにお願いしまして、きちんとセレモニーもやってもらいました。
骨あげもしまして、きちんと骨壺に納めてあげることができました。
火葬の結果、やはり腎臓が悪かったようでそこだけ焼け方が違っていました。メモリアルホールの係の人も指摘されていました。焼け方で分かるものなのですね。
それから、メモリアルペンダントという小さな携帯用の筒も入手して、そちらにも少し遺骨を納めました。
何かあるときは身につけて出かけたいと思います。

ぶーが亡くなった昨晩、全く眠れませんでした…
どれだけお酒を飲んでも酔えず、眠れませんでした…
寂しくて悲しくて眠れませんでした…
自分がどれだけ起きていても生き返るなんて事はないのに… 眠れませんでした…
ずっとそばにいてくれたぶーがいなくなると寂しいとは思っていたけど、これほどとは…

部屋にいてパソコンに向かって思い出を綴っていても気が狂いそうで、何度も家の外に出て近所を歩いていました。
近くの神社を回ったり、近くの橋の上から川を眺めたりして歩きました。
「車でどこかでかけようかな」とか、「遠くまで歩こうかな」とも思いましたが、アルコールも入っていましたし、翌日にはぶーの葬儀も予定していましたので、何度か外に出て近くを歩き回っただけになんとか踏みとどまりました。
そんなに景色のいい町並みではないので、散歩だけで気はなかなか晴れないですが、じっとしてられなくて歩きました。
本当に魂が抜けていたのでしょう。途中で転んで手のひらや足を擦りむいてしまいました。
たぶん、今夜も寝られないと思います。
ぶーのいない部屋で一人で寝るのは辛すぎます。
今夜もお酒をしこたま飲んでますが、全然酔えません。飲み過ぎて背中が痛いです。
明日、心療内科に行って精神安定剤とか睡眠導入剤を処方してもらおうとも考えています。
薬に頼るのはよくないのですが、もう心が張り裂けそうに辛く寂しいのです。
アルコールに頼るのもよくないと思いますし。

もっと病状に早く気がついていてあげていれば、という後悔も当然あります。
しかし、こればかりは発見は難しかったかもしれません。
前日までは普通に元気にしていて突然の様態変化でしたし。

お葬式の帰りにその足で、掛かり付けの動物病院へお世話になったお礼に差し入れを持ってお伺いしました。
私はお礼とともに先生へ「もう少し早く看てもらっていたらよかったでしょうか」とお聞きしました。
先生は『年齢的なものが大きいでしょう。天寿と考えていただいた方がいいですね』とのお言葉でした。
その言葉に少し救われた気もいたします。
歳も歳でしたので手術というわけにもいかなかったと思いますし、人間のように移植手術があるわけでもないでしょうし。

幸いなのはぶーの遺体が安らかで苦しんだ表情じゃなかったことだけです。安らかに眠っていました。(亡がらは写真撮影していません。さすがにできませんでした。)
ぶーは最後の三日間、体のしんどさやダルさや辛さに頑張って耐えてましたから、それだけに、そこから解放されただけでもよかったと思わなければならない気がしています。

ただ、神様がいるのなら訊ねたいです。
ぶーは彼の一生を全うできたのでしょうか。
ぶーは私に対して、これ以上ないぐらい甘えることができたのでしょうか。
この三日間の頑張りとぶーの死そのものは、ぶーがぶーらしく猫らしく楽しく生きたことと十分釣り合いが取れるものでしょうか。

そして、ぶーに恥じないように私も人生を全うできるのでしょうか。
これは私次第でもありますが。

ウチでは子どもの頃から動物をいろいろ飼ってきたので、私もペットロスはたくさん経験してきました。
20代半ばの頃には実家で飼っていたワンコが亡くなり、20代後半にも飼っていたニャンコを失ったことがありました。
20代の時に飼っていたニャンコの件は書き出すと長くなりますが、簡潔にお話しすると保護したノラちゃんがさらに迷子になってしまい探しきれなかったのです。
その時も相当落ち込んだので、ペットを飼うのは諦めていたのですが、前回書いたようにぶーとの偶然の出会いがあり一緒に暮らしてきました。

それだけに、今回は寂しい悲しいという感情や喪失感がとても強いです。
若い頃も寂しかったり悲しかったりしていたのだろうと思いますが、やるべき事がたくさんあって悲しむ暇もない状況だったのかもしれません。もしくは、「もうペットは飼わない」と自分に言い聞かせることで楽になろうとしていたのかもしれません。
当然、今も人生や仕事のことなど、いろんなことで思い悩んだり考えることが多く、なかなか寝付けなかったりします。
“歳を取るにつれてもっと多くの挑戦が必要になる。減ることはない”という言葉もありますが、今、正に実感しています。

でも、どんな時もぶーはそばにいてくれましたし、一緒に寝たり、私が起きるのを枕元で待ってくれていたりしました。
そこが、今までのペットロスと大きく違うところなのでしょうね。
また、一緒に暮らした期間も12年半と長かったというのもありますね。

ペットロスを少しでも軽減する方法として今回感じた点を挙げてみたいと思います。
【大前提】普段から精一杯可愛がって気遣ってあげましょう。
【0】信頼できる掛かり付けのお医者さんに看てもらいましょう。
【1】亡くなったら、しっかりと遺体をきれいにしてあげましょう。
【2】信頼できるペット葬儀社さんにお願いしてお葬式をあげてもらいましょう。
   私は大阪在住ですので、ペットメモリアルというところにお願いしました。
   しっかりと丁寧に対応してくださいました。
   ※この際、どこまでされるかはご家庭によって異なると思いますが、セレモニーと骨あげは行ってあげた方がいいと思います。
 私は家で供養したかったのでお骨を持って帰りましたが、納骨堂で預かって慰霊して頂く方法等もありますのでご家庭の事情などによって合った方法を選ばれるとよいと思います。
 くれぐれも、セレモニーと骨あげは行ってあげた方がいいと私は思いました。
【4】お世話になった動物病院の先生にご挨拶に行きましょう。
【そして】ここから先は個人差があると思います。
   私のように眠れず過ごす方もおられることでしょう。眠れぬ日々を過ごしている私が言うのも変ですが、お体だけには気をつけてください。
 少なくともセレモニーと骨あげ、そして先生へのご挨拶で少し気持ちは整理に近づいた気もいたします。

今回、ぶーの死を通じて、「ぶーは一生を全うできたのか」というところから、「私は自分の人生があるべきところにあるのか」、「自分はやるべきことをできているのか」、「“本当はどうあるべきか”という考え方や行い方ができているのか」ということを改めて考えさせられました。

私もなんとかペットロスを乗り越えて今回の出来事を糧に強くなりたいと願っています。
いろいろと気づかせてくれてありがとう、ぶー。

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ありがとう、ぶー

どれだけ飲んでも寝れなかったので朝になってしまいました。

最近、歳のせいか、今の自分の状況のせいか、過去のことを思い出すことが多かったのですが、ぶーとの思い出も走馬灯のように脳裏を駆け巡っています。

ここで、ぶーの思い出を少し綴りたいと思います。
ぶーは1999年の年末にその当時住んでいたマンション(今と同じ1階でした)のベランダにフラッと現れました。
ゴハンをあげると食べて、2、3日通ってきていたのですが、よく見るとすごい大ケガをしているではありませんか。
恐らく犬とでもケンカしたのでしょう。頭がザックリと切れていました。これが原因でぶーは左目の開く大きさが右目より小さくなっていました。 歯も欠けていました。
あまりにもひどいので、あわてて保護して病院に連れて行って治療してもらいました。
チンチラシルバーのノラ猫なんていないので、迷い猫だと思いました。
しかし、飼い主さんを探しましたが見つからなかったので、そのまま自然と我が家で飼うことになりました。
我が家に来た頃というか、かなりの間、ぶーはヤンチャな性格でちょっとしたスキをついて外出することがしょっちゅうでした。
ドアをあけたスキ、ベランダを開けたスキ、そのスキに飛び出しては家から脱出していました。
そして、近所の草むらに入っては、葉っぱだらけになって帰ってくる毎日でした。

今のマンションに引っ越してからも脱走癖は変わらず、毎日のように外に出ていました。
それこそ、宅配便の人や来訪者が来るたびに、ドアの隙間から外に出たりしていました。
裏庭に出していてもフェンスを飛び超えてどこかに行ってしまうのが日課でした。
飼い主としては心配なので、小型犬用の発信器でもつけようかなと考えたくらいです。

しかも、心配が的中しまして8年ほど前のGWには出て行ったきり2日ほど帰ってこないときがありました。
近所を探しまわったりして、すごく心配していたら、ボロボロの状態で玄関まで帰ってきてまして。
足を引きずっていたので、病院に連れて行くと、足を複雑骨折しているということで、そのまま入院手術となりました。
おそらく車に跳ねられたりしたのでしょう。
あの時は命には別条がなくホッとしました。
治療費は結構かかりましたが、無事治ったのでよかったです。
あれから、もう8年も経つのか、早いなあ、というのが感覚です。

その後も幾度か脱走を繰り返していたり、ワガママ気ままに暮らしていたぶーですが、2年前にリンを迎えてからというものめっきり大人しくなりました。
ぶーは他の部屋で自由気ままに寝たりもしていのですが、それもリンに譲って、ぶーは私の部屋だけで寝起きするようになりました。
寝るときは私のベッドや足下に引いてあるマットや本を枕に寝て、朝は私の枕元で私が起きるのを待つというとても健気な生活を送っていました。
外出も全然しなくなりました。
ワガママ気ままな子と思っていたのですが、根はとても優しい子だったようです。
それがストレスの原因になったのかもしれませんが…

もっとも、ぶーはマグロ等のお刺身や肉類が好きで、私がお寿司や唐揚げ等を食べているとよくねだってきていました。フードでお腹がふくれていても、私の食事を邪魔することがしょっちゅうでした。(リンはフード以外はかつお節ぐらいしか食べないんです。)
その時は、食べやすい柔らかいところや皮やソースなどを取って、あげていました。
私の食べる分のほとんど食べられてしまうときもあったのですが、美味しそうに食べていたのでお腹の負担にならないように気をつけてあげていました。

猫というのは基本的に自由気ままなので、普段干渉し合うことはなく、私とぶーもお互い思うままに生活を送っていたのですが、やはり子どものように甘えてくることもあり、かけがえのない家族という存在でした。
年齢的にはそこそこ長生きした方だと思うのですが(正確な年齢はわかりませんが、ウチにきたときはもう3歳ぐらいだったと思うので、15年ぐらいは生きたことになりますね)、でも、せめてあと4~5年は生きてもらいたかったです。
今回の症状も、もう少し早く気づいてあげられれば、もっと延命してあげられたんじゃないかと後悔しています。
特に今は、仕事や人生にあり方について、私自身も苦悩している時期で、ぶーやリンがいてくれることが癒しでしたし心の支えでもありましたし、「ぶーやリンの為に頑張らなきゃ」と思うこともありましたので、ぶーがいなくなった今、これから何を生き甲斐にしていいのかというぐらいショックでなりません。
毎晩のおやすみの抱っこと朝ゴハンの挨拶やオヤツタイムが私も楽しみでした。

夜寝る前にそばにくるぶー、朝起きるときにそばにいるぶー、そんな風にぶーがそばにいる生活が当たり前でしたので、いなくなった生活が寂しくて辛いです。しかも、これが今後どのように続くのかも想像ができません。
また眠れない日々が続くのでしょう…

もっとも、リンは元気ですし、他にも保護してあげなくちゃいけない猫ちゃんもいると思うので、なんとか気力を振り絞って、精一杯生きたぶーのためにも頑張りたいと思っています。

本当は心が折れてしまいそうですが、ぶーに情けない飼育係だったと思われない為にも、気持ちを振り絞ってなんとか生きていきたいと思います。
頑張るから見ていてね、ぶーちゃん。
いっぱい甘えてくれてありがとう。

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さよなら、ぶー

お昼2時頃、違う部屋に行き少し目を離している間にぶーが逝ってしまいました。
一晩中、見守っていたのですが、その間はぶーも頑張ってくれていたのでしょう。ほんの少し目を離している間のことでした。
昨夜から、ぶーは何度か痙攣を起こしながらも耐えていました。痙攣を起こした時は驚きと焦りで、声をかけて触ってあげるのが精一杯でした。
今は、病気のしんどさから解放されたんだ、という気持ちもありますが、寂しさと悲しさで一杯です。
なんとか、ぶーの体をふいてあげたり、毛をカットして整えてあげました。

ぶーはよく添い寝をしてくれましたし、枕元で私が起きるの待っていたりしていたので、これから毎日寂しい日々が続くと思うと悲しすぎて怖ささえあります。
でも、最後まで頑張ってくれたし、ずっと甘えてくれたので、一緒に過ごした12年半の思い出と感謝の気持ちを持って乗り越えられたらと思います。
幸い、2年前に迎えたりんが元気なので、これからもしっかり面倒見ていきます。りんは今月後半に8歳になります。

↓最後まで頑張ったぶーの姿です。
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ぶー闘病日記3

今日も病院に行き、輸液等を行ってもらいました。
昨晩、今朝と緑色の液体を吐瀉したましたし、食事どころか、おしっこも出ていないのでかなり重篤な様態です。
先生いわく、一日、一日がヤマのようです。『急に痙攣を起こして…、ということもあるので驚かないようにしてください』とも説明を受けました。
覚悟はしなければなりませんが、やはり早く良くなってほしいと願わずにいられません。
どうせなら苦しまないでほしいとも思います。
Xdayを待つのは辛いですし、通院の輸液等も気休め的なものなのかもしれませんが一縷の望みを繋いで、毎日の通院治療を行ってあげたいです。
ぶーは今、私の部屋で横になって寝ていますので、私も静かに生活するように気をつけています。

病院から帰ってきたら、メインのパソコンの電源が入らなくなっていました。どこか、壊れたか寿命なのでしょう。ぶーの身代わりになってくれるなら、まだいいのですが…

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ぶー闘病日記2

今朝もぶーを病院へ。
昨日同様、栄養剤等を点滴してもらいました。
帰ってきて静かに寝ています。
しばらく通院して様子をみていきたいと思います。
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ぶー闘病日記1

ぶーの調子悪かったので病院に連れて行ってきました。
2日前ぐらいから嘔吐をしたり、食事にも一切手をつけず、部屋の隅でダルそうにじっと寝込んでいまして、たまに歩いてもヨロヨロとフラフラの状態でして。
病院での血液検査の結果、内臓機能のすべての数値が悪くかなり深刻な状況でした… 
栄養剤の点滴を打ってもらいましたが、年齢的なものもありますし、覚悟しておかなければならない状態のようです。
なんとか持ち直して劇的に良くなってくれればいいのですが…

今は落ち着いて寝ています。
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UEFA欧州選手権

スペインがイタリアに追いついて引き分けてくれてよかった〜
なんとか安心して眠れるよ〜
日本代表もオートラリア戦頑張って〜
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http://jp.uefa.com/

貞子3Dの真似?

貞子3Dの真似ではなくて、ふかふか布団と毛布を気に入って寝ています。
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机の下からこんにちぶー

ぶーは机の下に敷いているマットレスが最近のお気に入りです。
ここから私の膝に乗ってきたりします。
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布団に埋もれる猫

ぶーが布団の上で埋もれて寝ておりまする。
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布団に埋もれる猫、匍匐前進?

ぶーは普段、私のベッドで寝ています。
ふかふかの羽毛布団に埋もれて眠るのが好きなようです。
感触が気持いいのかちょっと遊んでますね。匍匐前進?
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仕事の邪魔をしにきましたよ

ここのところリンの元気でのんびりした様子をご報告していましたが、臭い袋の怪我が治ったぶーも元気です。
家でパソコン仕事をしていると時々、身体の上に乗ってきて邪魔をしてくれます。
せっかくなのでアップで撮ってみました。
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ガラスの上の猫

気付いたら2週間も更新できていませんでした。
撮影する間もなく用事があった感じです。
あと、ぶーのケロケロが収まらなかったので、昨日病院に連れて行きました。
ラキサトーンを処方してもらいました。
病院でちょっと舐めさせてもらったのが効いたのか、帰りの車の中で粗相を。ヽ(;´Д`)ノ
よっぽど我慢出来なかったのでしょうね。
家に帰って、ぶーはちょっと落ち着いた様子でガラステーブルの上に座ってました。
感触が気持ちいいんでしょうかね。
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リンがベッドで寝ている時、ぶーは

リンはベッドで寝ている時に、ぶーがいないなあ、と思って探していたら…
なんと、ぶーは下駄箱の中でした。
なんでそんなところで寝る…
この前には玄関で寝ていました。
たぶん、病院に行ったりしていたので気分転換したかったのかもしれませんね。
人間でもたまにベッド以外のところで寝たりしますものね。
玄関では寝ませんが…
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↓おしりの傷が痛々しいですが、かさぶたになっているので大丈夫です。
食欲も元気もあります。
ただ、ちょっとグロいかもしれないので微グロ注意ということでご覧ください。





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