そもそも、このブログはリンを保護されていた動物保護団体の方々にリンの様子をお伝えするためのものとして始めましたので、猫を中心に楽しい記事だけにしたかったのです。
しかし、ぶーの闘病とぶーが亡くなってからは、ペットロスによる私の心の葛藤の内容がほとんどで、私が寂しさとかを口にするのもエゴのような気がしてお見苦しいかなと気になっています。

あまりネガティブな事は書かないようにするつもりですが、もし他にペットロスで苦しんでいる方がおられたら参考にして頂ければと考え、私の経験や感じたことを書き記しておきたいと思います。


きちんと葬儀をあげてあげることや掛かり付けのお医者さんに報告する等は以前に書きましたが、10日ほど過ぎても辛さは増してきます。今日で2週間経ちましたが寂しさはつのります。

昨日電話したペットロスホットラインの方は『ペットロスは病気ではないです』とのことを何度も言われておられましたけれど、私としてはペットロスは“心の病気”だと感じています。
ペットロスによる寂しさや喪失感は感情によるものかもしれませんが、感情は心が生み出すものなので、やはり精神的な影響はとても大きいと思います。
現に私はうつ症状になってしまいました。薬も飲んでいますが、「いつ飲んだっけ、さっきご飯食べた時に飲んだっけ? 」というような感覚にもなっています。

私はもともと読書が好きなので、眠れない時などは本をよく読んでいました。
読書に没頭するというのも気持ちが紛れていいかもしれません。
知識も身につくでしょうし、何かに気付くきっかけになるかもしれないです。

今日、中島らもさんの「心が雨漏りする日には」という本を読みました。
心が雨漏りする日には

らもさんは躁うつ病があったので、そのエピソードを綴った本です。
うつ症状についての参考になるかなと思って読んでみました。
その中で、“ペットロスが原因でうつ病になった人に会って精神科を紹介した”というエピソードが載っていました。
やはり、そうなんですよね。ペットロスでうつ病になりますし、うつ病は“心の病気”です。
このことからも“ペットロスは心の病気”だと私は思います。
実際に私がそうなりましたから、実感として痛切に感じています。
自然治癒というのもあるかもしれませんが、病気ですから薬等の処置も当然必要かと思います。

精神科や心療内科には行きづらいとか、『頼りになるのかな』という気がする方もおられることでしょう。
正直に言うと、私も病院には行きづらかったですし、今も掛かり付けの心療内科の医院を信頼しきっているというところまでには至っていません。
受付の方の対応から先生の問診等まで全てが事務的で表面的な感じなんですよね。
診察時間もあっけないほど短時間です。治療らしい事も何もないです。
以前通っていた時も月に一回の通院で、『変わりありますか』、「いえ、あまり変わらないです」、『じゃあ同じ薬出しておきます』等のやりとりで終わりです。
もっとも、精神科医はカウンセラーではないので、それは仕方がないと思っています。それぐらいあっさりしてくれている方が病院に通っているという感じもあまりしなくていいのかもと考えていました。
心療内科や精神科に通っているというのも、人に話しづらかったりしますものね。私もそうです。今回ブログに書くのにも躊躇しました。
もっとも、薬を処方してもらうには診察が必要ですので、不眠が続いたり、パニックになりそうな場合はお近くの精神科医や心療内科に通われてみるのもいいと思います。
ホントに病院に通っているという重々しさはないので気楽に行ってみてください。
私が処方されて飲んでいるのは“デパス”という軽い精神安定剤です。肩こりの緩和にも処方される程度の薬のようです。私の肩こりには全然効かないですが、そのぐらい穏やかな薬ですね。
(この記事を書く前にも、この件でアドバイスをくださった方から心療内科にかかることをすすめて頂いたりしました。セカンドオピニオン等も検討したいと考えています。)

中島らもさんの本を読むと、彼はかなり重度の躁うつ病とアルコール中毒、薬物中毒だったようですね。それでも、小説等を書き続けていたのですごいと思います。
それに比べると、私はまだまだセーブできているというか、アルコールも飲んでますが、ビールや酎ハイとかのレベルでして、ウイスキーを一瓶空けるというようなところまではいっていません。
昨日、ジンと日本酒等も買ったのですがかなり抵抗がありました。飲むのもためらいがありますね。
酔い潰れて寝るというのも、ぶーに悪い気がしてできないのです。リンの様子もみてあげたいので、酩酊したくはないんですね。
ですので、薬やアルコールに頼るというよりは、違うアプローチで乗り越えられればと考えています。
そこで、“いい心理カウンセラーがおられたらなあ”と思っているんですけれど。


昨日、整体に行きまして、先生の優しい対応にも癒されたのですが、そこは指圧を中心にしっかりと施術してくれますので体のこわばりも少し楽になりました。
久しぶりということもあって整体はかなり効き目があるように感じました。
体もほぐれて体調も整えられるので、整体やマッサージに通われるのはすごくいいと思います。
体にも心にもいいですね。
私も続けていきたいと思います。


アロマヨガもおすすめです。これはかなりリラックス効果が高いです。
ホットヨガもいいですが、疲れがある時は癒し効果のあるアロマヨガでリラックスされた方がいいですね。
先日、行った時は喪失感や孤独感の方が強くてちょっとまだ集中できない感じでしたが、また続けていきたいと思います。


後は眠れないので、明け方に近くの小さな神社にいってお参りしたりしています。私はあんまり信仰心はないタイプなので、散歩がてらという感じです。
散歩するというのもいいですね。緑の多い公園等が近くにあればもっといいのですが…
さらにジョギングやランニングで汗をかくのもいいかもしれませんね。
私もフィットネスジム通いを再開したいと思っていますが、まだ、そこまでの元気はありません。
不眠も続いているので、もうちょっと体調が整ってから少しつづ再開して行きたいと思います。


あとはいろんな親しい人に会うということでしょうか。
友人、知人などの人前では、しゃんとしていなければという意識が働くのでいいかもしれないです。
私も大切な人たちに会いたいと思います。


今日のリンです。
リンですが、私の部屋を時折覗き来たりしています。
やはり、ぶーがいなくて少し様子が違うことが気になるのだと思います。
驚いたのが朝方パソコンの前に向かっていると、私の部屋の中央まで入ってきて座っていました。
昨日書いたようにぶーがたまに座って私を見ていたところです。
ぶーもリンも私が机に向かっているのが気になるのでしょうかね。

それ以外はリンは相変わらず自由にいろんなところで寝たりしています。
今日は私の部屋の入口付近でもヘソ天で寝ていました。
ぶーがいなくて不思議とは思いつつも、リンが自由に伸び伸びとリラックスしてくれているのが救いですね。
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